公務員として働いている人なら職場での報告資料や住民への周知文書等、様々な文書を作成する機会があると思います。こういった場面において、特に新人職員は言葉遣いや文章の構成に悩む人は多いと思います。そういった悩みを解決するため、文書・資料の作成例(サンプル)が記載されておりおすすめできる一冊として、この記事では
そのまま使える!公務員の文書・資料サンプルBOOK 秋田将人/著
を紹介します。
簡単な紹介
「この資料は、結局、何が言いたいの?」
「1回読んだだけでは、理解できない文書だね」
職場での検討資料、予算要求資料、住民への周知文書、議会での委員会資料、研修で学んだことを報告する復命書等を作成して、上司からこう言われたことはありませんか? ダメ出しを受けるたびに、どう書けば正解なのかわからなくなってしまいます。学ぼうとしても、自治体では、起案文書や例規・要綱など、公文規程等に定められているような正式な文書の研修はあるものの、先のような実務で扱う文書・資料に関する研修はほとんど行われていません。この本では、実務に役立つ文書・資料のサンプルが示されていることで、文書・資料作成の極意を学ぶことができます。公務員なら誰にでもおすすめできる1冊です。業務で資料や文書を作る機会が多い、資料や文書を作るのに苦手意識がある人はぜひ一度読み、業務をしているときにすぐ手に届く場所に置いておいてください。必ず参考になる場面がきます。
こんな人におすすめ
・業務で資料や文書を作る機会が多い
・資料や文書を作るのに苦手意識がある人
・資料や文書を作成する場面で、よくネットで調べながら作成する人
本から学べること
・資料作りに必要な根本的考え方やテクニック
・わかりやすい文書を作成する方法
・職層による視点の違い
本の特徴
・50例のサンプル文書が載っている
・ただサンプル文章が載っているだけではなく、なぜここを図で表すのか、太文字にするのか等、理由も示されている
・全項目を2ページ見開き構成とし、左ページに作成にあたっての解説を、右ページに実際の文書・資料のサンプルを掲載して、文書・資料作成のポイントを明快に整理・解説されている
最後に一言
私が市役所職員として業務をしている時は、すぐに手が届く場所に置いており、何回も文書作成の参考にしました。公務員として働いている人にはもっておいてほしい一冊です。
お問い合わせ
お問い合わせは以下のフォームからご連絡ください。