行政書士の資格取得を目指している人や、公務員として働いている人にとって、「行政法」は身近な法律の一つです。しかし、行政法は民法や刑法のように六法に存在しないため、いまいち「行政法」について、どういったものかなど、つかみきれていない人は多いのではないでしょうか。そのような人が、行政法をわかりやすく理解できるようにするため、この記事では
行政法入門〔第7版〕 (単行本) [ 藤田 宙靖 ]
を紹介します。
簡単な紹介
法律には、憲法、民法、刑法などいろいろな分野がある中で、「行政法」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。法律について少し勉強したことがある人なら、言葉だけは知っているという人は多いと思います。しかし、おおかたの人はびっくりしてしまうかもしれませんが、「行政法」という法律は存在しないのです。憲法9条、民法709条というのがあるのとおなじようなかたちで行政法〇〇条というものがあるのかというと、そんなものはどこにもないのです。では、なぜ「行政法」という言葉は存在しているのか、「行政法」とは何なのか、という疑問が生まれてくると思います。この本では、「行政法」とはどういったものなのかという説明から、「行政法」にある条文の意味まで、細かく、そしてわかりやすく記されています。「行政法」についてはじめて学ぶ方に大変おすすめの一冊です。また、行政書士の資格取得を目指している方、国家公務員、地方公務員として働いている人等、「行政法」と密接に関わる人はぜひ読んでみてください。「行政法」の奥深さを知ることができ、「行政法」について学んでみたくなると思います。
こんな人におすすめ
・行政書士の資格取得を目指している人
・国家公務員や地方公務員として働いている人等、「行政法」と密接に関わる人
・「行政法」を学ぶことの面白さについて知りたい人
本から学べること
・「行政法」とはどういったものなのか
・行政書士の資格取得や公務員として働くうえで必要な基礎知識
・「行政法」を学ぶことの面白さ
本の特徴
・法律初学者にもわかりやすい語句が使われている
・日常会話で使うような話し言葉で、丁寧に説明がされているためわかりやすい
・図表の使用はほぼなし
最後に一言
私が行政法の入門書としておすすめするのはもちろんですが、実際に私が大学生の時に、行政法を専攻としている大学教授や職場の上司からおすすめされた行政法の入門書もこの一冊でした。このように多くの人から行政法の入門書として支持されている一冊です。
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